当教室は、音楽(エレクトーン・ピアノ・楽典・ソルフェージュ)と書道(毛筆・硬筆・ペン字)を学ぶ教室です。

生徒さんの年齢層も幅広く、未就学児童～最高齢の方は、もうすぐ90歳です。

日々のお稽古を通じて、【成長とは、年齢と全く関係ない。】ということを実感しています。

音楽も書道も、年齢に関係なく、常にちょっとレベルが上の課題に挑戦して、技量や感性・社会性や

視野の広さを身に着けていくもの、そして、表現力の向上、年齢に応じた、脳の活性化・成長を促すものと考えています。

そんな気持ちでお稽古を行っているわけですが、新しい課題をお渡しした時に、【よ～し、頑張るぞ！】と言う生徒さんと、【え、難しそう、ムリ！】と予防線を張る生徒さんがいます。

【言霊】ってあると思っています。

年齢に関係なく、【よ～し、頑張るぞ！】と言う生徒さん、【え？ムリ！】という生徒さん。

どちらが早く目標をクリアするかといえば、当然、前者ですね。

これは、何も当教室の習い事に限らず、どんなことにも当てはまると思います。

音楽講師・書道教授として、お稽古・生徒さんに向き合う時には、もちろん、課題をお渡しする時に、内心は、(う～ん…ちょっと難しいかも…)と思うことがないわけではありません。

でも、こちらがそんな思いを表してしまったら、伸びるはずの生徒さんの芽を摘むことにもなりかねません。

【よ～し、頑張るぞ！】型の生徒さんは、自力で進んでいくことができますが、【ムリ！】と予防線を張る生徒さんには、常に、【大丈夫！できないことをできるようにするのが、先生の仕事だからね、必ず、できるようになるよ！】というような、前向きなお声がけを心掛けています。

前向きなお声がけをしていると、いつもきちんと課題も見ないで、【ムリ！】と言っていた生徒さんが、いつの間にか、前向きな言葉を発するようになることは、お教えしている立場としてはとてもうれしいことです💕

大人も子供たちも、お稽古に限らず、日々、小さな達成感を感じることで、少し大げさに言えば、その先の人生がとても豊かに明るくなっていくものと思っています。

言葉に宿る力…【言霊】は、生徒さんの伸びる力、ひいては【社会を生き抜く力】を育み、人生を彩る大切な要素だと思い、ナカガワ自身、我が身を振り返り、生徒さんの力・人間力をより伸ばしていけるように、自らの生き方とも丁寧に向き合っていかねば…と思っています。

これからも、生徒さんの年齢に関係なく、皆さんの毎日が彩り豊かな心でありますように、質の良いお稽古をご提供してかねば…と思っております🍀