ELLIE’S BLOGエリーのつぶやき
- 2022.08.24
- 🌟才能の有無🌟
- ブログ
音楽も書道も、お稽古を始めてから三か月くらい経つと、大人の生徒さんはご本人が、子供の生徒さんは親御さんから、【才能はあるでしょうか?】と聞かれることがしばしばあります。
はっきり申し上げて、ナカガワごときの凡人には、人様に才能があるかどうか、判断することはできません。
でも、ナカガワの持論を述べさせていただくならば…
【目標をもって続けられることは、才能の第一歩】だと思っています。
↑このセンテンスには、二つのポイントがあります。
その①
🌟目標を持つこと🌟
たいそうな目標でなくてよいのです。
例えば、音楽だったら、[次のレッスンまでに、この2小節だけでも止まらずに弾けるようにしよう。]とか、
書道だったら、[きょうは、おハナマルがもらえるように頑張ろう。]
そういう小さな目標を持てることが大切だと思っています。
その②
🌟続けること🌟
大人も子供たちも、習い始めてから、ご自分で[できた❣]と思えるような扉が開くタイミングは、人それぞれ違います。
[できた❣]と思えると、次のステップに向かって興味もわいてきますし、自信にも繋がり、お稽古が楽しくなっていきます。
そうするうちに、必要な感性や、見る眼・聴く耳が育ってきます。
実は、生徒さんの中には、こういう楽しみが生まれる前に、ご自分で[才能がない]と決めてしまう方もいらっしゃいます。
人間、たぶん誰しもが、自分で[ダメだ]と決めてしまうと、そこから先に進めなくなってしまうのではないでしょうか?
多くの生徒さんを見てきましたが、こちらでは[あと、ひと踏ん張りすればできる!]と思っているのに、その[あと、ひと踏ん張り]まで行かずに、自分で自分に見切りをつけて、諦めてしまう生徒さんがいて、とても、もったいないと思ったことは、一度や二度ではありません。
子供たちの場合は、親御さんが結論を急いだために、つぼみが開きかけているのに、摘み取ってしまうことがあります。
音楽も書道も、技術を身に着ける習い事ですから、一朝一夕に[できた❣]という実感を得られるものではありません。
音楽も書道も、大人も子供たちも、細く長くでよいのです。
続けていれば、重い扉も必ず開きます。
その手助けをする、扉を開けるコツを伝授するのが、我々、音楽講師・書道教授の役割だと思っています。
まず、【石の上にも三年】そして、【塵も積もれば山となる】です。
小さな目標をもって、一度にたくさんではなく、少しずつ、少しずつ、前に進むことに意味があると思います。
ナカガワ自身は、ご縁があってお仲間になった生徒さんたちには、より良い手助けができるよう、自分でも精進しなくては…と思っています。
そして、そんなナカガワを信じて、慕ってくださる生徒さんたちの進歩・成長がとても楽しみです❤